明けましておめでとうございます。



気付けば、このブログを始めて10年が経っていました。

このブログのことは10年経った頃に考えよう、
なんて軽く考えていたら、あっさりと11年目に突入。



よく言えば「継続は力なり」、
悪く言えば「近代文明に最早ついていけないアラフォー」。

だって、ツイート面倒くさいし、
実名のFacebookは食指が動きませんの。
どっちもアカウントは持っていたけど、
無効になっているかどうかも不明という体たらく。




昨年は、生まれて初めて肉食女性に知らぬ間にロックオンされていて
危うく自宅お持ち帰りされそうになったり、
久々の外人彼氏ができたけど数ヶ月で別れたり、
と話題に事欠かない刺激的な出来事ばかり。


仕事面でも、担当業務がやっと軌道に乗って、
実り多い1年でした。




このブログは、10年前と同じペースでは書けないけれど、
今のように気が向いた時だけ、匿名で、
書きたいことを包み隠さず吐き出す場所として、
これからも細々と続けていこうと思っております。

昔からの方も、最近の方も、リアルの私をご存知の方も、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



・・・



11年目にして初めて打ち明けると、
このブログには、殿方とベッドを共にした記録を残しておく、
といういくつかの目的のうちのひとつがある。


年明け早々、剛(仮名)と久し振りに会って姫始めをしたのだけど、
前回会ったのがいつだったか忘れてしまって、
このブログが意外なところで役に立っている。笑




1年半前は剛(仮名)と微妙な関係になってしまって、
ズルい私はしばらく避けてしまっていたら、
音信不通になっていた、という状態だった。



知らない番号から電話がかかってきて、
取り敢えず出てみたら、剛(仮名)だった。

この人は一体、毎回なんというタイミングで連絡をよこすのだろうか。



「いつも、私が人肌恋しい時期をわかっているようなタイミングで
   連絡くれるよね。」

と素直に言葉にしたら、大笑いして

「望むところ。」

との返事。



引っ越して別のマンションに住んでいるからと、
車で迎えに来てくれた。



剛の部屋は物が少ないせいか、
キレイとは言い難いけど、散らかっている印象はない。



ツマミを何品か作っておいてくれて、
私が持っていった乾き物も加えて、まずは乾杯。



アナ雪のDVDを観ていたけど、
ストーリーがあまり頭に入ってこない。


理由はわかっていた。

早くセックスがしたかったのだ。剛と。
元カレとのセックスの記憶を、
剛とのセックスで上書きしたかった。



無言で、剛に跨ってキスをした。




「今日は随分と積極的じゃん。もう我慢できないの?」

「うん。早く入れたい。欲しい。」

と言いながら、剛のデニムのボタンを外す。



剛は呆れたのか、手伝うことはせずに
ただ私のされるがままになっている。



BJをしなくても準備万端だったから、
少しだけして、直ぐに自分の中に入れた。



入れた瞬間、気持ち良さと切なさ、
そして元カレとは違って剛のは安心するなぁ、
日本人はやっぱりかたいなぁ、
と思ったら、涙が出てきた。




剛は泣いている私に気付いていたけど、
今まで通りに私を抱いてくれた。




元カレ以外の男とのセックスでは満足できないのではないかと
不安だったけど、まったくの杞憂で、
その日は結局夜中まで、お風呂に入ったりしながら貪りあった。

この達成感みたいな、終わった後の不思議な心地よさは
剛以外では味わえない感覚。


やっぱり剛でよかった。




少し前まで付き合っている女性がいたらしいけど、
合わないと思って距離を置き始めたら
ストーカーまがいの言動をするようになってしまって、
ちょうど引っ越しを考えていた時期だったこともあり
サクッと今のマンションに引っ越し、スマホも変えたそう。




「合鍵いる?」

と聞かれたけど、とりあえず断った。

やっぱり剛とは今のような関係以上は望んでいないから。



とはいえ、こんな関係もいつまで続けられるだろう。

剛もいつかは再婚するかもしれないし、もちろん私もどうなるか。

貴重な独身友達の1人だから、大事にしなくては。


年内で閉館。

まだティーンだった頃、
男の子とドキドキしながら映画を観たのはいい思い出。



インファナル・アフェアが12/28に上映されるけど、
朝10時はキツイのです。
でも映画館で観る機会なんて、きっとこれが最後だろうしなぁ。

その日は親友とランチの約束もあるし。
むむむ。

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ちょっと小さいけど、レインボーブリッジ。

久々に乗ったゆりかもめの中から撮ったら、
車内が反射して美しくなかったので、
止む無く降り立った駅から。



久しぶりに恋愛モードを思い出させてくれた
ガイジンの彼と、別れた。




理由は複雑だけど、一言で言うと

「信用できなくなった」。


私以外の女性にも
「Honey」とか「My baby」とか言っている
電話中の彼のところに行ってしまったのが決定打。



そう呼ばれる存在は自分だけだと信じていたからダメージが凄くて、
あっという間にHP消耗して瀕死状態。



ん?

と思う瞬間は、たびたびあった。

気にしないようにしていたけど、
やっぱり自分の勘は正しかったんだなと悲しくなる。



何故、相手にバレないように出来ないのか?
と、こういう時いつも思う。

上手に隠せないなら、浮気しなきゃいいのに。






気付いたら、何も言わずに泣きながら彼の部屋を出て、
無言で着拒。





それからの1週間はもう、仕事するのがやっと、
帰ったら泣きながら酒を飲む毎日。

目の前のやるべき事に忙殺されて、余計な事を考えなくて済む時間が長くて、
仕事していてよかった。と思えた日々でもあった。




うちの前で待ち伏せされたのは初めてだったけど、
すっかり気持ちが冷めていた私には迷惑以外の何物でもなくて、
あんなに好きだったはずだったのに、と
冷めきっている自分にますます落ち込んで。




彼、いや、もう元カレか、は
一所懸命あの電話のことを説明していたけど、
何を聞いてももう言い訳としか受け取れなくて、
素直な気持ちをそのまま口にした。





悲しいし、寂しい。
でももう、何も聞く気はないし、あなたには会いたくない。
今までありがとう。
さようなら。





それだけ言って、私は自分の家に帰った。
元カレは追いかけて来なかった。
そのことにまた傷付いて、落ち込んで。




今までは毎週末予定が合えば彼の部屋に行っていたけど、
それももうなし。

終わる時は、なんてあっという間なのだろう。

自分で決めたことなのに、気持ちが追いつかなくて
ただただ呆然としてしまう。




元カレとベッドで過ごす時間が大好きだった。

出かけたり飲んだりおしゃべりしたりする時間より、
ふたりでベッドの上で過ごす時間の方が多かったと思う。

セックスで挿入がいちばん気持ちいいと思ったのも初めてだったし、
元カレも、私とのセックスが今まででいちばん気持ちがいいと言っていたから、
元カレとは本当にサイズがぴったりで
身体の相性がよかったということなんだろうと思う。

今はそういう気持ちがなくても、元カレとなら
いつかまた結婚したい気持ちに自然となれるかもしれないな。

と、ついこの間まで思っていたはずなのに。


どうしてこんなことになってしまったのだろう。


・・・


昨日は出張で来ていたおねぇとデート。


元カレと始まった時も、今回終わった時も、
おねぇがそばにいてくれたな。

昨夜はおねぇに抱きついて眠った。





また誰かを好きになれるのかな。

半ベソで聞いた私に、おねぇは、
あんたは大丈夫よ、って言ったけど。




でも、もう恋なんてしない、とは思わないから、
懲りずにまた誰かを好きになるのかもしれない。



ただ、今は静かに、ピリピリとした感覚と共に、
失恋の気分を味わおうと思う。